活動報告

北京の銀座通り王府井

日曜日の夕方、北京の銀座通り王府井を歩いてみた。大勢の人が行き交う大通り入り口のデパートに入ると、ブランドショップと並んで面白い店が二つ。一つ目は、フライトシミュレーター、1200元(24000円)払うと30分体験できる。かなり高いが一日に5人位利用すると。二つ目は、頭のマッサージ器、3500元(70000円)もする。どれだけ売れるか聞かなかったが、お客さんはたくさん来ていた。最上階の海鮮料理のバイキングは458元(9000円)、いい値段だ。このデパートは大衆向けだと説明を受けたが、とは言っても富裕層向けかと思って外へ出た。そして、屋外の売店のプライスリストに目を向けると、ジュース10元(200円)、コーヒー25元(500円)...。この値段は必ずしも観光客向けではないらしい。皆さんどうお感じですか?平均月収60000円位と聞いた北京市民にはちょっと高いような。しばらく歩いて、目的の火鍋レストランに着いた、ここもデパートの最上階。家族連れや若い人たちで賑わっていた。私たちは、7人で食べて飲んで1000元(20000円)、一人3000円。案内してくれた北京の人に聞いたら、普段外食するときはこんな感じ、と言っていた。3年半ぶりの北京だが、市民の生活は着実にレベルアップしている。
改めて「爆買い」の意味が分かった。「日本は安い」からだ。中国人の富裕層が質の高いものを買いにきていることだけでなく、一般の市民からみても価格が安いものが沢山あるということだろう。もちろん為替要因が大きいと思うが。