活動報告

彼らの感覚に基づいたルールの必要性

実は、先週木曜日から、アメリカ人家族が、家にホームステイ。1才から13才まで子ども4人で計6人。我が家は急に3人から9人になり、3LDKのマンションは、居間に貸し布団を敷いて、大混雑。3泊の予定が、子どもが熱を出して結局5泊に。
久しぶりに外国人と一緒に暮らしてみて感じたことは、ライフスタイルの違い。
①子どもたちは4人とも学校に行かず、ホームスクール。アメリカの有名大学を出た両親は我が子を自分の手元で育てている。大学教授の父親のサバティカルを利用し、11ヶ月の家族そろっての世界旅行の途中とのこと。いま日本ではフリースクールが議論されているが、遥かに先を走っている。
②滞在中はお金をなるべく使わず、専ら広い公園を探したり、街歩きで日々をすごした。明治神宮、ミッドタウン、三軒茶屋の家の近所の公園など、本当に楽しんでいた。
③赤ちゃんのオムツは、布オムツ。気軽に捨てられる紙オムツと違って、汚物にまみれたオムツをどこでどうやって洗うか、結構工夫が必要だった。
④子どもが39度の熱を出した際、薬は飲ませず、熱はだしきったほうがよい、と見守るのみ。たしかに一日で元気になった。
⑤キャンピングカーをレンタカーで借りて、道の駅の駐車場で夜を過ごしながら、これから二週間過ごします、と元気に出発していきました。
ナチュラルで、たくましいファミリーでしたが、これから訪日外国人旅行者が増えていく中で、従来の日本人の感覚に即したルールのみならず、彼らの感覚に基づいたルールの必要性を痛感しました。