2019.01.11
2019年1月11日(金)
心を奪われる、とは
こういうことなのか
京都・清風荘
西園寺公望が晩年を過ごした
案内されて広間の奥に座り
目の前に広がった光景
築100余年
歪んだガラス越しに臨む庭園
戸の上部数十センチは障子で遮られ
大切なものだけを見せてくれる
画家が一筆一筆に思いを込めるよう
外では庭師が丹精込めて手入れをしている
まるで額縁だ
庭に突き出した客間、離れの一間
内と外、人と庭、付き合い方がそれぞれだ
先人たちの匠、思考に思いを馳せ
日本の伝統文化の力に、勇気を頂いた