2020年10月25日(日)
これから一年の、自民党での役職が決まりました
①経済成長戦略本部 副本部長
②デジタル社会推進本部 副本部長
③財政再建推進本部 事務局長
④金融調査会 副会長
引き続き、経済 財政 金融 デジタル化中心に
精一杯取り組んでいきます
先週は、臨時国会も控え、集中的に会議開催
役人からの説明聴取からは
政策の具体的な検討方向性が明らかに
ただ、前向きな取組みbut本気度不明という印象
これまでの副大臣や党部会長の経験から
政治家と役人の発想や物事の捉え方の違いを痛感
政治家の役割は、政治家と役人の総合力を最大化
政治家の立場で積極的に議論に参画していきます
特に気になったことをご紹介します
ちょっとマニアックな話題ですが...
1.政府のデジタル化推進の方向性について
デジタル社会推進本部でのやりとり
①オンラインとリアル手続きの峻別
越智:先日、結婚離婚のオンライン化報道
あるデジタル先進国では結婚離婚は対面
手続内容毎のオンライン化要否の検討を
また、判子撤廃=オンラインではない
その間に対面要否検討を
政府:以前、全業務オンライン化...反省...
今般、業務見直し・オンオフ改めて峻別
→あるべき社会像、アーキテクチュア
大きな議論から入る時期だと思う
早く優秀なアーキテクトを迎えたい
②銀行口座マイナンバー付番
越智:一人一口座付番を進めるだけでなく
全ての口座付番をすべき
政府:前者と合わせ、後者も検討していく
銀行が持っている口座に銀行が付番する
(???)
→全口座付番は、デジタル基盤&社会公正性
一人一口座は、行政サービス向上
目的も意義も違う
この際、目の前の課題解決だけでなく
社会の力を高める根源的な検討を進めたい
③本人確認
越智:デジタル化を進める上で本人確認重要
ただ、野放図に多要素認証促進でなく
暗証番号自体の有意性高める努力も
暗証番号に本人守秘義務の国もある
暗証番号は生体認証(記憶)とも
政府:多要素認証進めたい(???)
→唯一無二の本人確認の手段をつくるべき
リアルでは免許証も保険証もマイナカードも
デジタルで同じことを繰り返さないように
2.政府の成長戦略の検討について
①経済財政諮問会議と成長戦略会議の関係性
これまで、両会議とも議長は総理
これから、前者は総理、後者は官房長官
検討のための議論を重視するとの説明だが...
②成長戦略会議の具体的検討の方法
これまで、分科会設置しボトムアップも
これから、分科会設置せず
機動的に対応とのことだが...
③「Society5.0」の位置づけ
これまで、経済政策の最上位概念に
「Society5.0」
いまのところ、成長戦略会議で位置づけなし
目指すべき社会像として
政府は積極的にプロモートしてきたが...
→会議のやり方は、そのときどき
ただ、これまで社会に働きかけてきたものを
政権が変わったことで分断するのは慎重に
これからも関心を持ち、議論していく
この手の話にご関心がある方がいらっしゃれば
今後も積極的に発信していきたいと考えています