活動報告

視察7日目

8月25日 09:30
視察7日目、ギリシャ、キプロス、イタリアに続き、最後の訪問国スペインへ。
お世話になった河野大使とローマ空港で。
今回の調査団の目的は、南欧債務危機国の実情とそれに対する政治の対応を把握し、その上で、日本の政策形成や政治運営に対する示唆を得ようとするものである。
これまで三ヶ国をまわり感じたことは、第一に、EUと加盟各国との間に緊張関係があることで政策形成や実施が前に進んでいること、第二に、家族などの人間関係によるセーフティネットが存在することで社会の安定性が高いこと、第三に、憲法改正や選挙制度改革など政治がダイナミックに動いていること。
日本の未来を考える上で、永年にわたり民主主義の経験を積んできた欧州各国から学べることは、ことの他多いのではないかと感じている。
あと三日間、沢山の刺激を受け、できる限りのものを吸収してきたい。