
日・エストニア拡大首脳会合
1月12日(金)17:40~18:25、日・エストニア拡大首脳会合。3日間に亘って独自にエストニア政府、スタートアップ企業、金融機関などからヒアリングを重ねた上で安倍総理一行に合流、三木谷楽天社長ら民間ミッションの皆さまとともに会合に臨んだ。先駆的なIT企業との連携などを通じて経済関係強化を進めることはとても大事だと実感。
1月12日(金)17:40~18:25、日・エストニア拡大首脳会合。3日間に亘って独自にエストニア政府、スタートアップ企業、金融機関などからヒアリングを重ねた上で安倍総理一行に合流、三木谷楽天社長ら民間ミッションの皆さまとともに会合に臨んだ。先駆的なIT企業との連携などを通じて経済関係強化を進めることはとても大事だと実感。
4日間のエストニア滞在。日本の成長戦略ならびに社会保障改革を考える上で、デジタル化が最も進んだ国を見て感じておく必要がある。そんな問題意識、衝動、使命感にかられるように、年末の中国に続いてこの地を訪れた。やはり世界の動きは早い、日本の国が大きい分、外の世界を感じずに生活できる。人口130万人のこの国は常に世界を意識し、その中で生き残り存在感を高めることに心を砕いている。日本はこれから本格的な人口減少期を迎え、GDPシェアも小さくなっていく。世界により開けた新しい国の姿を明らかにしていかなければ。
1月12日(金)、エストニア首相府でラタス首相と安倍総理を囲んで懇談会。隣に座ったキーク首相事務所長は28才、首相も38才、この国は何しろ若い。今年は建国100周年の記念すべき年だが、ソ連から再独立してわずか27年、フロムスクラッチの国づくりに新しい世代の活躍が強く印象に残った。
1月12日(金)午後、タリンで安倍総理と合流。今晩のエストニア政府との会合に同行する。日本の総理として初めての訪問、両国間の関係が深まるよう努力をしたい。
1月12日(金)13:00、スウェーデンのノルデア銀行の2人。ストックホルムからエストニア首都タリンまで会いに来てくれた。ホテルのロビーで意見交換1時間。スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマークのノルディック4ヶ国の話が聞けて、大変参考になった。わざわざありがとうございました!
1月12日(金)10:00、タリン市内でエストニア最大手銀行のスウェドバンクを訪ねた。
エストニアにおけるIT化の取組みでは、政府と金融、e-Governmentとe-Bankingとのコラボが重要な役割を果たした。国民1人が行政手続きで国とやりとりは年数回、銀行とのやりとりは週数回。金融の電子化が普及のドライバーとなったようだ。e-Bankingの動向を今後も注目したい。
1月11日(木)18:30、エストニアで昨年創業したブロックチェーン開発のスタートアップBlockhive社の共同経営者、日下さんと有村さんと、タリン旧市街で意見交換。
フラットな視座で、より良い仕事をしようと、より良い社会を創ろうと、このIT先進小国に居を定めた2人の思いや感覚をじっくり伺った。20代30代の若い世代の熱いエネルギーをちゃんと活かせる日本をつくらねば!
1月11日(木)15:00、エストニア首都タリンでフランス大使公邸を訪ねた。フランス人の友人の友人の大使は、行政系グランゼコールSciencePo1993年卒業、私はビジネス系グランゼコールESSEC1991年卒業、ほぼ同じ時期をパリで過ごした縁、親しみを感じながら意見交換。
気になった話の一つは、外交分野の女性活躍。駐エストニア大使は全部で28人、その内女性が半分の14人。この国の大統領も女性。たまたまなのか、何か理由があるのか、日本大使も女性、何だか興味深い。
1月11日(木)13:00タリン市内、エストニアのデジタリゼーションの総指揮をとっていた元政府Chief Information Officerのターヴィ・コトカ氏と。日本のマイナンバー制度のあり方についてなど様々な示唆を賜わった。
ちなみにこのカフェREVALはビジネスユースが多いという、理由は目の前がパーキングスペースになっていて駐車しやすいから。この街では、駐車も自分のスマホアプリで駐車場所とIDを登録、取締りはその車がデータベース上に登録されているか確認する方法で、結構厳しいらしい。生活のいたる場面にITの知恵が使われている。
1月11日(木)タリン2日目、エストニア政府を訪問。社会政策省、財務省から1996年からの20余年に亘るデジタリゼーションの取組みについて話を伺った。
下の写真は「モバイルID」の実演、SIMカードに日本でいうマイナンバーを登録してスマホで個人認証。これは2007年にスタートした仕組み。最新の取組みは「ゼロ・ビュロクラシー」、データ活用で行政裁量を最小限に抑える取組みらしい、もうちょっと勉強してみよう。
1月10日(水)夕刻、エストニア首都タリンに到着。さっそく、友人がアレンジしてくれた夕食のひと時、国会議員、スタートアップ起業家、元政府IT担当者など多彩な方々から生の話を伺った。
「e-Residency電子居住権を2年前に安倍総理に差し上げた」「紙データよりデジタルデータの方が盗み見されにくい」「日本人は完璧さを追求する、エストニア人は効率性を追求する」「エストニアで創業したSkype出身者が様々な分野で活躍していてスカイプマフィアと呼ばれているんだ」など、率直なやりとりが楽しかった。
それにしても皆んな40前後で若かった、私が最長老だ。